おはようございます
日本の福に因んだ風習を書いています
時間ありましたら、ご一読ください
7月の和風月名(旧暦の異称)、「文月(ふみづき)」です
文披月(ふみひらきづき)が略されたという説があります
文(書物)を披く(ひらく)月
書物を読んで書の上達を祈る風習もあったようです
また、稲穂がふくらむ季節なので、
穂見月(ほみづき)から変化した説もあるそうです
7月にある風習は、
① 山開き
山は、神が降りるところ、霊が行くところ、田の神が住んでいるところと言われてました
山の神は、春になると村や里に降りてきて農作業を見守り、
秋に収穫すると山に帰ると考え方があり、
高い山に神社が祀られるのはその一つの理由だそうです
② 七 夕
7月7日のことで、織姫と彦星が年に一回だけ天の川で会う星の伝説は有名な話です
以前は、里芋の葉に溜まった水(天の川のしずく)で墨をすり、短冊に願いを書いていたそうです
③ 土 用
7月下旬の夏の土用の日
立秋(8月初旬)の前18日間に
うなぎ、土用餅などを食べて精力をつけたり、
お灸を据えて無病息災を祈るなどの習慣はご存じだと思いますが、
最も暑い時期だから身体をいたわると良いという考えからだったそうです
④ 夏祭り
風水害や病などを振り払うために行われる祭りで、
傾向的に夏に激しい祭りが多いのは、
神輿の振りが激しいほど神様の力が元気よく、力をいただけることからだそうです
古くから祭りの準備を地域ぐるみで行うのは、地域の人々を繋げることも意図されているようです
簡潔に記載しましたが、地域により諸説があります
来月は、8月「葉月(はづき)」について記事アップ予定です
最後までご一読ありがとうございます
今日はここまで