おはようございます。

スポーツ医学検定の受験に行ってきました。

スポーツ医学検定は、一般社団法人 日本スポーツ医学検定機構がスポーツに携わる方々が身体のことやケガの知識を得るためにできた検定です。(ホームページもご参考にしてください。)

① ケガの予防

② ケガからの競技復帰

③ 競技力の向上

を目的にしていますが、近年の日本でのスポーツに関しては、

2019年ラグビー ワールドカップ、

2021年東京オリンピック、

2022年ワールドマスターズゲーム、

などに向けて 競技力の向上 が課題と言われています。

野球界では、ソフトバンクの工藤監督、ハンマー投げの室伏広治さん、女子マラソンの谷川真理さん、パラリンピック水泳の成田真由美さん、ラグビー日本代表コーチングディレクターの中竹竜二さんなどが本検定の応援をされています。

話は、本題から反れますが、アメリカで活躍されている野球のイチロー選手は、解剖学を学んで身体の構造を学んでトレーニングしているので強い身体(日々のコンディション、盗塁時の走る姿勢や強肩など)を得ていると聞きます。

また、芸能界で運動能力が高い武井壮さんは、小学生低学年から日本体育大学の運動学を愛読していたそうです。

これからは、スポーツ選手自身がケガに関する知識を学んで、スポーツに励む時代になってきています。

私自身は、はり師・きゅう師の国家資格で解剖学は学んでおり、

ラグビー部トレーナーでの経験上、

本検定の内容は知らなければならないことでしたが、

自分自身どれだけできるのか確認する意味も兼ねて受験することにしました。

試験内容は60問です。

自己採点で私自身の性格を再確認できました。

ひとつは、問題をよく読まず自分で勝手な解釈、

あとひとつは、引っ掛け問題にまんまとひっかかって間違えてました。

基本、落ち着きがなく、せっかちなんでしょうね。(^_^;)

TVでも紹介されていましたが、将来的には全国へ展開して資格になって計画のようです。

まだまだ学ぶことがあります。

これからは、スポーツに携わる方(競技者、指導者、保護者)も

お子様のパフォーマンスをもう一つレベルアップさせようと思っておられるのであれば、

競技者に係わる方々が知識を得ておくことが選手のケガ予防に繋がり、

重大な事故を防ぐことになると思います。

病院で「けがをしたら対処する」という時代ではなく、

ケガを起こしそうなサインに気付いて事前に「予防する」ことがアスリートに成長していくのに必要なことです。

現代のお子様は、以前に比べると、持久力、平衡性、俊敏性や柔軟性が衰えているそうです。

ゲームの普及で外で遊ぶこと(公園にある遊具で遊びを考えて競争する)や、バギーなどでの移動が多く親と接する機会(肩車やだっこ、おんぶ)などが少なくなってきているからです。

ただし、現代のお子様の方が、クレバーになっていると思います。

知識を得て、理解力が良くなると、急にパフォーマンスが伸びたりします。

決して難しいことではありません。

日常気をつけるべきことを覚えておくだけです。

選手本人が本気でもうひとつレベルアップしたいのであれば、

当院でも指導(日常ケア・メンタル・栄養も可)させていただきます。

保護者の方が必死になって子どもに訴えても、選手本人が自覚しなければ指導しても効果がありません。

長々となりましたので今日はこれまで。

また別の機会でお話します。