
こんにちは。
今日は、健康寿命における
「サルコペニア」と「フレイル」
について少し書きます。
(特にフレイルに重点)
まず、健康寿命とは?
寿命は生まれて死ぬまでの期間ですが、
健康寿命は、自立した生活を送れる期間のことです。
この健康寿命において重要な
① 筋肉量の低下
② 筋力の低下
③ 身体能力の低下
が、①と②、①と③、①~③が低いと診断される「サルコペニア」と
④ 体重の減少
⑤ 疲れやすい
⑥ 身体活動量の低下
⑦ 歩行速度の低下
⑧ 筋力の低下
④~⑧のうち、3つ以上当てはまると「フレイル」と
診断されると言われてます。
(診断基準の表現が文献により若干違うことがあります。およその目安としてお読みください。)
コロナ禍においては、筋力や身体能力以外の要素(不安など心因的、外出自粛による社会的)が原因のフレイルも増えてきています。
①外出が減る
↓
②活動量が減る
↓
③筋力が落ちる
↓
④食欲が落ちる
↓
⑤栄養が不足
↓
⑥体力・気力の低下
↓
①外出が減る
①~⑥を繰り返すと、体力・気力も低下し続けます。
防止するには、
①~⑥の言葉の反意語になるように
できるだけ歩いて、1日の活動量を上げ、筋力を保ち、動いてお腹が空いたら、栄養を摂ると
体力・気力が向上します。
コロナ禍ですが、まずは目標した歩数を歩き続けることから意識しましょう。
今日はここまで。